壺屋やちむん通りは散策にもお土産選びにも最適

 

那覇でお土産屋さんを覗くと、壺屋焼の食器やシーサーがたくさん並んでいます。
壺屋焼は、国際通りからすぐの”壺屋やちむん通り”から始まったと聞いて、驚きました。
壺屋やちむん通りは石畳敷きの趣のある道で、壺屋焼のお店がズラっと並んでいます。
私の家から歩いても行けるところにあるので、散歩や友人知人へのプレゼントを探しに何度も訪れています。
22年12月に訪れた様子を紹介します。

 

【壺屋やちむん通りとは】

やちむんとは、沖縄の言葉で焼き物を意味します。
今から約330年前に琉球王府が各地に散らばっていた陶工を壺屋に集めたのが壺屋焼の始まりです。焼き物づくりに適した場所だったので、この地が選ばれました。
運よく沖縄戦で焼けることがなく、戦後は那覇の中で最初に復興した地域と言われています。

 

 

 

壺屋焼については壺屋焼物博物館を見学するのが、一番わかりやすいです。

壺屋焼は荒焼(アラヤチ)と上焼(ジョーヤチ)の2つに分けられます。
荒焼は釉薬(うわぐすり)をかけない焼物の総称で、水ガメや酒ガメが作られます。
上焼は釉薬をかけて焼き上げる陶器の総称で、どんぶりやお皿などの食器などが作られます。

 

 

 

壺屋やちむん通りには、シーサーのお店や食器などのお店がズラっと並んでいます。

 

 

 

私は友人知人へのプレゼントを選んだり、自分で使う食器を購入したことがありますが、お店のディスプレイを見ているだけでも楽しいです。

 



壺屋焼を購入したら、お店から宅配便で自宅へ送ることも出来ます。自分で持ち帰りたいけれど、割れてしまうのが心配な方にオススメは、箸置きです。

 

かわいらしい箸置きがたくさん販売されていますし、スーツケースの中で場所を取らず、割れる心配も少ないです。


【歴史のあるものがたくさん!】
 

 

壺屋焼物博物館のすぐ隣にあるのが、南ぬ窯(ふぇーぬかま)で、琉球王府から拝領した荒焼(アラヤチ)専門の登り窯です。登り窯を斜めにすることで、熱が奥へと伝わる構造になっています。
沖縄県指定の有形文化財ですが、誰でもいつでも無料で見られます。

 

国の重要文化財に指定されている新垣家住宅です。
その敷地内にある東ぬ窯(あがりぬかま)です。新垣家は壺屋陶工の住宅で、
敷地内に上焼の登り窯である東ぬ窯(あがりぬかま)があるのが特徴です。

今でも住んでいる方がいるので、2021年4月3日から金、土、日、祝だけ無料で公開されています。公開日に訪れられたらラッキーですね。

 

 


壺屋やちむん通りには井戸が2つあって、今でも現役です。

 


沖縄本島は海に囲まれた島ですが、他の島よりは真水が得られやすかったのですが、水は貴重なので、拝む場所になっています。

 

 

【面白ポイントもあります】

歴史と情緒のある壺屋やちむん通りですが、面白ポイントもあります。

 

いろんなマンホールが見られる道もあります。

 

 

また、隠れシーサーがあちこちにあるので、探しながら歩ても楽しいです。


【疲れたら「ぶくぶく」で休憩しましょう】



ギャラリーとカフェの「ぶくぶく」は、気軽に休憩できるお店です。
ホットコーヒーかホットカフェオレを注文すると、棚の中から好きなカップを選んで、そのカップで飲むことが出来ます。


【まとめ】

壺屋焼物博物館の入場料は大人350円です。
「ぶくぶく」のホットコーヒーは550円でした。

壺屋やちむん通りは、国際通りからもひめゆり通りからも近いです。
散歩にもお土産探しにもピッタリです。

 

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